カーシェアリング
カーシェアリングとは、1台の車を複数で共同利用するという新しい形態です。
海外ではこのカーシェアリングが非常に人気のあるサービスで、日本でも少しずつ普及しはじめました。
車を所有すると車やガソリンの費用だけでなく、自動車保険・駐車場料金・メンテナンス料金などの維持費用がかかり、それは決して安い金額ではありません。
また、休日やちょっとした買い物など利用頻度が低い人にとってはかえってガソリン代よりも維持費用の方が高くついてしまう場合もあるでしょう。
必要な時、ちょっとだけ借りることができれば、という声が広まり、カーシェアリングというサービスが始まったのです。
さてこのカーシェアリングですが、利用方法は非常に簡単で、まずカーシェアリングを行っている団体に会員として登録します。
そして、利用したい時にインターネットや電話で予約をして借りることができます。
これだけ聞くとレンタカーと何が違うんだろう、と思うでしょう。
レンタカーとの圧倒的な違いは、利用時間にあります。
レンタカーの利用時間は6時間程度からに対してカーシェアリングは30分という短時間でも利用することができます。
そして、その30分の利用料金は500円程度。
年会費は別途かかりますが、レンタサイクルを利用するような感覚で車を借りることができるので、旅行などでの利用以外でも気軽に利用することができて便利ですよね。
このカーシェアリングは、今全世界で注目されている環境破壊の抑止策として始められました。
また、今まであたりまえと思われてきた車を所有するために必要な維持費も必要なくなるので、一石二鳥のサービスだと思います。
ただ、最も大きな問題は私たち日本人の車に対する所有意識にあります。
車を単なる移動手段とは考える人は少なく、特別なプライベート空間として認識している人が多いため、共同で利用するということをあまり好ましく思わない傾向にあります。
マイカーを大切にし、マイカーで走ることを楽しむ人が多い日本では、このカーシェアリングというサービスが定着するには少し時間がかかるかもしれません。
しかしながら、現在日本でもこのサービスを行っているところは増えてきました。
マイカーを大切にするということもそうですが、環境や経済的な面から考えれば、カーシェアリングはこれから先なくてはならないサービスになっていくことは間違いないでしょう。