繰上返済

 量的金融緩和政策が解除され、銀行には住宅ローンを始めとする長期借入者の繰上返済を含む支払い計画の相談が増えたようです。
特に住宅ローンのように5年、10年で金利の見直しのある物は、その時期と金利上昇の時期が重なると家計の圧迫に繋がります。
金利が上がる事を見越して、今のうちにローンの組み替えして金利見直しの時期をずらしたり、繰上返済をして期間短縮や元金を減らしたいのです。
 繰上げ返済は家計の状況とスライドさせながら、うまくローン負担を軽減させることの出来る一つの方法です。
ローンの借り換え等で全体の金利を軽減させれば金利支払い総額は少ないかもしれないけれど、支払い年数によっては月々の返済額が増えることもあったり、何より書類記入、審査と面倒な手続きを再度するのです。
その点、繰上返済は期間を短くしたり、月々の返済額の軽減に当てたりと家庭の状況に応じてその都度選択が出来る上に手続き等も簡単というのはメリットだと思います。
 例えば70歳までローンを組んでしまった人は60歳定年後の10年は収入の保証が無いわけですから期間が気になるでしょう。

例えば共働きだからと月々高額なローンを定年に合わせて60歳まで組んでしまった人もいるかもしれません。
子どもがいると購入時期と状況も一変して、共働きをしてても住宅ローンが家計の負担になるケースも多いようです。
こんな場合に、繰上げ返済をする事で解消できるのです。
1度の繰上返済で10年の短縮は難しいかもしれませんし、いきなり10万円ローンが5万円にはならないでしょう。
でも長期ローンなのだから1度で楽にしようとせず、日々生活する中で何度か繰上返済をし、計画的にローンの軽減を考えればいいのです。
 上手に繰上返済を利用する事で、ライフスタイルを崩すことなく完済が可能です。
一気に借り換えしよう!とか、現物を手放そう!!など、短期解決ではなく、長期ローンだからこそ長い目で見て計画を立てることが重要です。
それぞれの金融機関には専用窓口もありますし、気軽な気持ちで繰上返済の相談に伺ってみてはいかがでしょう。